タイトル | 中越沖地震の復興を活かして | |
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調査内容 | 調査理由 | 調査しようと思った理由:自分たちが身近で体験した一番大きな地震であり、そこで培った経験や知恵を、復興に携わった方に聞く良い機会だったため。 |
調査方法 | インタビュー、資料調査 | |
調査対象 | 中越沖地震の復興、まちづくりに関わっている方(水戸部智さん) | |
調査結果 | 震災当時、柏崎は地域の結束が強いという特徴があった。それぞれの地域が自分達で避難所を運営したりするなど「地縁の自治力」が高かった。その根源は、コミセンなどが地域作りの拠点として機能をしていたことにある。このように地域がしっかり機能していたからこそ、NPOなどのグループも増えやすくなり、復興へと迅速に歩むことが出来た。 |
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問題点 | ・復興は個人の力で成し遂げられるものではない。多くの人が協力して成し得るものである。しかし、現在の日本社会は15年前の中越沖地震に比べて個人の主張が大きく、遥かに便利な世の中となった。しかし、それは人との繋がりをなくしてしまいやすくなる。人との繋がりがなくなることは地域の結束が弱くなることも意味し、震災が起こったときに復興へのスムーズな移行が厳しくなる。 |
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アクションプラン | ・柏崎の地域の結束の強さを残すために、コミセン運営を続けていく。また、地域の人と協力する場を積極的に設け、コミセンが形だけの存在になってしまわないように活用していく。 ・コミセンがない地域にもそのような機関を広げていく。 |