タイトル | 私たちの『ダイレクトロード』-生きた防災教育を目指して- | |
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調査内容 | 調査理由 | 調査しようと思った理由:生徒の防災意識を高め、身近な方法で災害によって起こる問題に対処するために作られた防災訓練教材「ダイレクトロード」をより自分たちにあったものにするために、今回の調査を実施した。 |
調査方法 | 防災訓練教材「ダイレクトロード」を用いた防災授業実施 |
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調査対象 | 本校生徒1~6年生約730名 | |
調査結果 | ・参加者全員で協力して楽しみながら災害時の問題の対処方法を知ってもらうことができた 。 ・身近なものを使ってどのように問題に対処すればよいか模範解答が一つ書かれていて、対処方法の例を示すことができた。 |
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問題点 | ・模範解答が1つしかなく、自由度が低かった。自分たちの回答が模範解答と異なっていた場合、その回答が課題に対する対処として望ましいものか自分たちで判断するのが難しく、実際の災害現場に合わせた臨機応変な対応が難しい。 ・ダイレクトロードのルールが複雑で、やり方を理解するのに時間がかかった。実施後も印象に残りにくい。 ・問題解決のために使えるアイテムが中高生の日常生活や学校生活に即していない。 ・シチュエーションや課題に生活環境や地域特有の事情が考慮されていない ・ゲーム性が高く、「楽しかった」という感想で終わってしまう。 |
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アクションプラン | ・白紙のカードを作って、新たなアイテムを作ったりアイテムの数を増やすことができるようにする。レジ袋など学校で準備できるものは、自分たちの回答を実際にその場で試してもらう。 ・住んでいる地域や学校の実際の地図を使って行う。他の学校でも実施できるようにする。 ・机上のゲームではなく、学校での、実物を使った活動に発展させる。(学校にはAEDや担架があるが場所を知らない人が多い。また、メガホンやビニール袋の使い方がわかっているのか確認する機会になる。) |