以下のような自律神経症状のサインが出ていませんか?
☑普段の生活をしている中で、たまに息苦しさを感じることがある。
☑頭痛や腹痛に見舞われることも少なくない。
☑目が回るような感覚や、心臓が急に激しく鼓動する。
☑耳鳴りに悩まされる。
☑疲労をすぐに感じ、いつも体が重いような感覚に苛まれている。
☑睡眠が不十分で、時にはイライラとした気持ちになることがある。
サンクス整体院のグループ実績
患者様アンケート 集計期間2022年12月24日~2023年2月15日 637名(※当社グループ院による集計結果)
自律神経系は交感神経と副交感神経に分かれている
自律神経は、私たちが意識することなく自動で動く神経です。体の様々な場所に分布しており、各器官が正常に作用するために役立っています。
自律神経には、交感神経と副交感神経の二種類があり、それぞれ次のような特徴を持っています。
一つが働いている間、もう一つは休んでおり、お互いに逆の働きをしています。
交感神経と副交感神経は協力しながら体をコントロールしていますが、彼らが行うのは同じではなく、実際には対照的な機能を果たしています。
この対照的な機能が体の均衡を維持する上で非常に大切です。
交感神経は身体を活性化させる
交感神経は、人の身体が活発に動くときに働くものです。この神経が活動している時間は、身体が動いていると考えられます。何か急な事態が起きた際に素早く対処できるよう、身体をピリピリさせて準備を整えています。
副交感神経は身体をリラックスさせる
副交感神経は、私たちがリラックスしている時に動く神経系の一部です。体が休むタイミングで働くと考えるとわかりやすいでしょう。意外に思うかもしれませんが、実はリラックスしている時でも、この神経は活発に働いています。自律神経失調症は、休息時に働く副交感神経と、活動時に働く交感神経のバランスが乱れる病気です。何らかの原因で、これらの神経が均等に機能しなくなり、体が正しく動かなくなる状態を言います。交感神経と副交感神経が持つそれぞれの役割は、次のようになります。
器官 | 交感神経 | 副交感神経 |
瞳孔 | 散大する | 縮小する |
涙腺 | 涙が出る | 涙が出ない |
唾液腺 | 唾液が減少する | 唾液が増加する |
胃腸 | 消化を抑制する | 消化を促進する |
気管 | 緩む | 締まる |
心臓 | 心拍数が増加する・大きく収縮する | 心拍数が減る・小さく収縮する |
心臓の収縮 | 大きい収縮 | 小さい収縮 |
膀胱 | 尿をためる | 尿を出す |
末梢血管 | 収縮する | 拡張する |
脳、神経 | 興奮する | リラックスする |
通常、日常の活動に影響を及ぼす交感神経と副交感神経が、自律神経失調症によって適切に働かなくなる現象が起こります。
自律神経失調症の症状には息苦しさや倦怠感が・・・
自律神経失調症は
息苦しさ、胃のもたれ、頭痛、脱毛、目の疲れと乾燥、耳鳴り、めまい、月経不順、倦怠感、食欲減退、疲労感、憂鬱、不安、睡眠の問題、イライラ、集中力の欠如など、多岐にわたる症状が特徴です。
では、これらの症状の背後にある原因は何でしょうか。
ストレス、生活リズムの不規則性、ホルモンバランスの崩れ、脳内の神経伝達物質の不調などが考えられます。
これらの要因が自律神経の調和を乱すのです。
脳は呼吸や睡眠、感情、意志といった私たちの基本的な機能を制御しています。
つまり、自律神経の調整も脳が担っているわけです。
脳からの指令は全身に送られ、最初にこれらの指令を受けるのは首の部分になります。首には多数の血管と神経が集中しており、脳と身体の各部を繋ぐ要となる役割を持っています。
この部位に何らかの問題が発生すると、情報の伝達がスムーズに行われず、自律神経失調症の症状を引き起こすことになります。
自律神経失調症が女性に多い理由とは
自律神経失調症は首の問題だけでなく、複数の原因が重なることがよくあります。
この症状は女性に多く見られ、その理由として主に次の三つが挙げられます。
まず、女性ホルモンの変動があります。
次に、甲状腺ホルモンの影響が考えられます。
そして、女性は精神的な病気になりやすいという傾向があります。
これらの要因について、順に詳しく説明します。
女性ホルモンの変動
女性ホルモンを管理しているのは、脳の一部分である視床下部です。この視床下部は、自律神経の調整も行っています。そのため、女性ホルモンと自律神経の間には、お互いに影響を与え合う傾向があります。女性ホルモンが周期的に変わったり、年齢によって変化したりすると、これを管理している視床下部にも影響が出ます。そして、それが自律神経にも作用するのです。
甲状腺ホルモンの影響
甲状腺ホルモンは、体の代謝を促進し、交感神経を活性化させる効果がある。甲状腺で発症する疾患には、バセドウ病や橋本病などがあり、これらは特に女性に多く見られます。
女性は精神疾患が発生しやすい傾向にある
女性が精神的な病気にかかることが多いと言われています。特に、気分が落ち込んだり、不安を感じやすい状態などがその事例として挙げられます。
また、女性はストレスがたまりやすく、それが自律神経のバランスを崩す原因になることがあるとされています。
その背景には、自分の考えをしっかりと伝えるのが苦手で感情を抑えがちなこと、外見に対する社会的な圧力が男性よりも大きいこと、そして男性に比べて複雑な人間関係を持ちやすいことなどがあります。
これらの要因が積み重なり、女性に自律神経失調症が見られることが多いのです。この現状をしっかりと理解し、原因を明らかにすることが大切です。
自律神経の乱れはどこから来るのか
首の問題によって、脳からの指令がうまく伝わらず、自律神経の調和が乱れることがあるのです。
ですが、首の治療を行っただけでは、すべてが改善されるわけではありません。
なぜなら、背骨や骨盤も大切な治療対象だからです。交感神経は脳から胸や腰を通って内臓へ指令を送り、副交感神経は脳から骨盤を経由して内臓に作用するため、首だけでなく背骨や骨盤のケアも重要です。
結局、自律神経の不調を改善するには、全身のバランスを整えることが重要と言えるのです。
当院の自律神経アプローチ
サンクス整体院では、体の基礎となる骨盤に着目し、姿勢の改善を目指した整体ケアを行っています。
ステップ①
土台である骨盤を整える
骨盤が歪むと、個々人に固有のクセが現れます。まずは、あなたの姿勢を丁寧に分析します。そして、その歪みに応じて骨盤を整えるのです。骨盤を正しい位置に戻すことで、姿勢を支える土台がきちんと整い、さらに骨盤が関係する副交感神経の機能も円滑になります。
ステップ②
背骨を整え呼吸のしやすい状態をつくる
まず、体の基礎となる骨盤の整えることから手を付けます。次に、背中の歪み、いわゆる猫背の矯正に取り組みましょう。
猫背が重度だと、浅い呼吸になりがちで、自律神経の機能にも悪影響を及ぼすことがあります。背骨を適切な位置に戻すことで、呼吸がスムーズになり、自律神経の調和も取り戻せるのです。
ステップ③
首周りの神経アプローチ
脊柱や骨盤の整体だけでなく、首の周辺の神経機能を調整することも大切です。
首の筋肉、たとえば斜角筋や胸鎖乳突筋の緊張をほぐすことにより、交感神経と副交感神経のバランスを整えやすくなります。
神経の働きを正常に維持することは、自律神経の調子が崩れやすい人にとって、欠かせない対策の一つです。
自律神経のバランスを整えるには「生活習慣を見直す」こと
生活習慣が自律神経失調症を招くことがあります。健康を維持するためには、身体に悪影響を及ぼす習慣を減らし、逆に良い習慣を増やす必要があります。日常生活では、このバランスを取るのが難しいかもしれませんが、意識して努力することで、自律神経失調症になりにくくなります。たとえば、治療で姿勢が改善されても、不健康な習慣を続ければ、再び自律神経失調症の症状に苦しむことになります。治療後の良好な状態を維持するためにも、生活習慣を見直すことが大切です。
どんな生活習慣を持つべきか考えてみましょう。
日常生活において、次のような点に注意して過ごすことが重要です。生活に一定のリズムをつけること、適度な運動をすること、そしてカフェイン、たばこ、アルコールを控えめにすることです。
これらは当たり前のことのように思えるかもしれませんが、実際に継続するのはなかなか難しいものです。
そこで提案ですが、まずは実行しやすい「規則正しい生活」から始めてみてはいかがでしょうか。
毎日同じ時刻に寝て起きることを心がけるだけでも、自律神経のバランスを整える効果があり、体調が改善されることがあります。
さらにバランスの取れた食事や適度な運動も、生活のリズムを整えるのに役立ちます。
また、カフェイン、アルコール、たばこは自律神経に悪影響を与えるとされていますので、これらは控えめにしましょう。
小さなことからコツコツと継続することが大切です。
日常に腹式呼吸を
普段の生活でお腹を使った呼吸法を意識すると、心身ともにリラックスできます。リラックスすることで、体の自然な調整機能が改善され、体調不良が和らぎます。
通常、呼吸は体が自動で調節していますが、自分で意識してコントロールすることもできます。
リラックスのための呼吸と聞くと深呼吸を思いつく人が多いかもしれませんが、実は息を長く吐くことに焦点を当てたお腹を使った呼吸がより効果的なのです。
この方法では、胸ではなくお腹を動かして呼吸し、鼻からゆっくり空気を吸い込み、口からゆっくりと息を吐き出します。
大事なのは、お腹をしっかりとへこませて、息をしっかり吐き切ることです。
自律神経失調症に関するQ&A
自律神経のバランスを保つためにマッサージを受けるべきでしょうか?
マッサージやツボ刺激で癒される可能性はあります。副交感神経が活性すると、全身の血流が良くなります。
ですが、一時的な症状の緩和に過ぎません。
自律神経が過剰に興奮しやすい根本的な原因を改善する必要があります。
当院では、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立て、より良いライフスタイルを送るためのアドバイスも行っています。
自律神経の問題と関連する職業やライフスタイルは何ですか?
自律神経はストレスの多い状況によって乱れやすくなります。
気温や気圧の変化、不快な出来事、不規則な生活、過度な食事やアルコールの摂取、喫煙などがストレスの原因です。
一時的に気分を良くするだけの喫煙や、糖分の大量摂取は、自律神経を害する可能性があることを理解しておくことが重要です。
自律神経失調症の症状が悪化したらどうすればよいですか?
できるだけ早くご相談ください。
悪化すると、頭痛、肩こり、意識障害、不眠、倦怠感などの症状が現れます。
心配性な人は、無意識のうちに全身を締め付けてしまうものです。
緊張を感じ始めたら、意識的に体の力を抜くようにしましょう。
両手を自由にぶらぶらさせ、肩を上下に動かすことで、緊張を和らげることができるかもしれないので行ってみてください。
不安が強い方は当院で自律神経に対する治療を行っているので、一度ご来院ください。
自律神経失調症の原因と治療法は?
まず、自分の生活習慣を調べ見直す必要があります。
自律神経失調症の原因は痛みやストレス、不眠や生活習慣の乱れなど様々です。
健康的な生活を始めるために、質の高い十分な睡眠、適切な食事、適度な運動を心がけましょう。ホルモンのバランスを保つために、朝の散歩も効果的です。
自身で改善が難しい方、ぜひ当院にご相談ください。
自分でできる改善方法はありますか?
自律神経を乱れにくくするためには、生活習慣と呼吸の両方を考える必要があります。
毎日深い呼吸をして副交感神経をコントロールしましょう。
無意識に呼吸が浅いと自律神経が乱れがちです。
当院では、深い呼吸が出来る状態を作るためにも、骨格の矯正を行います。
全国で実力のある有名な整骨院の先生からも厚い支持を頂いております
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